【熊笹味噌】味噌らんまん - 天然醸造、無添加、安心安全な手造り味噌

18 March

チロシンの効果について

味噌の表面や内部に白い結晶ができることがあります。これをチロシンと言います。

チロシンはアミノ酸が結晶したものです。味噌造りにとって大切な酵母と同類のもので

無害です。チロシンは水に溶けにくい性質があり、味噌汁では浮いてくることもあります。

タケノコの水煮や缶詰の表面に見られる白い粒もチロシンです。

ここではチロシンの効果についてお話します。

 

チーズから発見されたチロシン

チロシンは1846年にドイツの化学者リービッヒがチーズから発見しました。チロシンと言う名前は、ギリシャ語の「チーズ」に由来しています。

 

チロシンの効果

うつ症状を改善する効果

チロシンは脳を興奮状態にしてやる気を起こさせるドーパミンや、脳を緊張状態にして集中力を高めるノルアドレナリンの材料となるため、うつ状態の治療に効果があります。ドーパミンやノルアドレナリンが脳内で不足すると、無気力や無関心を引き起こし、うつ病となります。

チロシンはドーパミンやノルアドレナリンの前駆物質(ある物質ができる前の段階の物質のこと)となるだけでなく、うつ状態の時に脳内のチロシンの濃度が低下しているということも明らかとなっていることから、チロシンにはうつ症状を改善する効果があると言えます。

集中力を高める効果

チロシンは脳を活性化させるドーパミンやノルアドレナリンの前駆体であることから、集中力を高める効果があります。

ストレスをやわらげる効果

チロシンは、ストレスや疲労を緩和する効果があります。

人間は強いストレス状態にあると、アドレナリンやノルアドレナリンを消費し、些細なことでも攻撃的に反応するようになります。チロシンはアドレナリンやノルアドレナリンの前駆体となるため、神経機能を調節することでストレスを緩和する効果があります。

チロシンは慢性疲労症候群を改善する効果があります。慢性疲労症候群とは、何か精神的・身体的な原因があるというわけではないにも関わらず、長期間に渡って激しい疲労感が現れる症状です。女性に多く見られる症状で、生活環境によるストレスなどが原因といわれます。

チロシンは神経伝達物質を生成することで脳の働きを活発にし、慢性疲労症候群を改善する効果があります。

白髪を予防する効果

チロシンは、体内でメラニン色素を生成することで黒髪を形成し、白髪を予防します。

チロシンを含む食品

大豆(味噌)、乳製品、たらこ、ちりめんじゃこ、落花生、アーモンド

 

参考文献

わかさ生活 http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/tyrosine/

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